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5th AEET Workshop and Japan-YWP Symposium in Nagaokaを開催しました。

  • watari21
  • 9月8日
  • 読了時間: 2分

2025年7月4日、アオーレ長岡にて「第5回先端エコ環境技術(AEET)ワークショップ」と「Japan-YWPシンポジウム」が開催されました。本ワークショップは、水環境分野の若手研究者や専門家がアイデアを交換し、人的ネットワークを広げ、第一線で活躍する研究者と交流する場として、活発な議論が展開されました。また、学際的な連携や革新的技術による環境課題解決への期待が一層高まる機会ともなりました。

今年度は、アジア各国をはじめとする地域から7名の招待講演者が登壇し、最新の研究成果と独自の視点が共有されました。会場には大学教授、研究者、学生など多彩な参加者が集まり、持続可能な水・環境研究に対する国際的な関心の高さがうかがえました。

インド水文学研究所(NIH)のRao博士は「インドにおける未処理下水処理問題」をテーマに基調講演を行い、都市化の進展に伴う課題と国際連携の重要性を強調しました。続いて、韓国・ゲント大学グローバルキャンパスのNguyen博士が膜技術の最新研究を紹介し、マレーシア・マラヤ大学のChua教授はDHSリアクターによるアンモニア除去の有効性を報告しました。さらに、タイ・NSTDAのSuraraksa博士は、メタン生成を高める嫌気性微生物群集のスケールアップ研究を紹介しました。

後半では、NIHのTyagi博士がインドにおける水・廃棄物管理の実践例を発表し、産総研の成廣博士が長岡技術科学大学との共同研究(BIL、COI-NEXT)を報告、農業や地域特産品への波及効果を強調しました。最後に、スリランカ・スリジャヤワルデネプラ大学のHewawasam博士が都市下水処理に関する革新的戦略を提案しました。

閉会にあたり、京都大学の野村洋平博士(Japan-YWP委員長)が一日の議論を総括し、今後のプログラムを紹介。参加者間の知識交流と国際ネットワーク構築の重要性を改めて確認し、盛況のうちに幕を閉じました。


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