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長岡技術科学大学大学院
環境社会基盤系·技術科学イノベーション系
水圏土壌環境研究室
道場班
災害時に利用可能な自立式上下水道システムの開発
近年頻発する地震や水害などの災害時には,上下水道や電気などが寸断され, トイレが使用できない事態が発生しています.そのため,震災等の非常時においても省電力で稼動する快適な水洗トイレの確保が求められています。私たちの研究グループでは上述の下水処理技術などを応用して災害時に利用可能な自立式の上下水道システムの開発に取り組んでいます。
雨水利用と再生水に関する研究
雨水は、比較的に簡単に利用可能な水源として近年再注目されています。一方で、雨水の中には粉塵や微量の有害物質が含まれている場合があり、その利用にあたり浄化が必要です。本研究室では、下水処理で用いられているDHSリアクターと重力式ろ過を組み合わせ、電力の使用量を最小化した雨水浄化システムを学内に設置し実証試験を行っています。また、嫌気性処理と好気性処理を組み合わせた下水処理システムを設計し、水を再生し再利用する仕組み作りをしています。現在は、さらにコンパクト化し、移動可能な浄化システムの開発に取り組んでいます。
(東京電力ホールディングス株式会社との共同研究)
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